感想文 |ミリオン佳子

本日の倫理法人会モーニングセミナーの講話は、紅屋印刷グループ 元相談役 (故) 今井寅吉氏 「繁栄への軌跡~澄み渡る志の果てに~」でした。
DVDではありましたが、ご本人のエネルギーが伝わってきて、とても印象に残ることばかりの内容であり、私自身日々の生活の中で活用したいと思うと同時に、素直に実践することへの気持ちがますます高まりました。

今井氏が倫理に出会い、実践して行く 「はい」 「清掃」 「朝起き」の行動には倫理の教えと実際が、”ピタッ!”と合っているとおっしゃっておられました。
また、倫理の教えに躊躇することなく「はい」の実践を行い、お客様の要請には無条件に応えることにより、取引が増えて行くことを実感していったとおっしゃっておられました。

さらに昭和35年、松下幸之助氏が時代に先駆けて、週五日制を導入し勧められた時、納期がある印刷業には不可能だと、今井氏はこれに最後まで抵抗していたのですが、最終的にそれを「はい!」と受け入れたことにより会社は徹底的な合理化に切り替わっていき、売上と利益は飛躍的に伸びて行ったそうです。

さて、私がもし今井氏だったらこのことを「はい!」と言って受け入れられるだろうか? 今の私には、それが出来るとは到底思えません。
そう考えた時、人生ではまだまだ身に着けていかなくてはいけない倫理の教えがあるように思えてしょうがありません。
ですからまず、躊躇することなく「はい!」と言って受け入れることを増やしていくことから始めたい。そんな澄み渡る志の果てには、いずれ大きな意味のある「はい!」に辿り着けるのではないか。
そんな気持ちにさせてくれた今朝の今井氏講話でした。このような機会を頂けたことに感謝致しますと共に本日も早起きは三文の「得」を頂きました。

南カリフォルニア倫理法人会 広報委員会委員 ミリオン佳子

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