感想文 オレンジの風

6月13日(火)オレンジカウンティーMSは、株式会社ダイエックス 戸田栄造氏の「感謝の心を紡ぐ全員経営」と題したDVD講話でした。
 
戸田氏は24歳の若さで建築設備の会社を立ち上げ独立しましたが、数ヶ月で経営が行き詰まり、1000万円の借金を抱えてしまいました。
 
しかもこの時、新婚だったにもかかわらず悲観することもなく、さらに事業を続けていきました。
 
そのような中、戸田氏の父が、息子の会社で働きたいと言ってきました。平社員という扱いで父親が息子の会社に入社したのです。
 
親子共々、なかなかやりずらかったのではないかと、想像してしまいました。当時を知る社員は、お互いの立場をわきまえて接していたと振り返っていました。
 
父が入社してから、お客様からの信頼を勝ち取ることができ、会社は軌道に乗っていきました。
 
しかし、父が息子の会社に平社員として働くことは耐え難いことだったでしょう。
 
いくら、立場をわきまえて接していたとはいえ、戸田氏の父も若い頃は、建築会社の社長として、たくさんの職人を抱えていたのです
 
そんな父の気持ちを顧みず、戸田氏はわがままを繰り返していました。奥様も離婚届をカバンの中に忍ばせていたと言います。
 
ある日、戸田氏は友人の誘いで倫理法人会に入会して、モーニングセミナーに通うようになりました。当時を知る人は、戸田氏のことを、倫理とはかけ離れた人だったと振り返ります。
 
ある時、妻の美点を126箇所書き出して、それを読み上げました。妻に感謝する気持ちを表現しました。
 
最愛の父も事故で亡くなってしまい、父が亡くなってから、その存在の大きさを感じるようになったと言います。
 
妻に感謝し、父に感謝し、社員にも感謝できるようになって、さらに事業も拡大していき、事業の一環として人が生きていく上で健康が一番大切と考え、健康ビジネスも手がけるようになりました。
 
人の喜びが我が喜びを実践していくうちに、経済も健康になっていくのだなと、気づきました。
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