感想文 オレンジの風

『万人幸福の栞から 第9条「破約失福」~約束を違えれば、己の幸を捨て人の福を奪う~』を聴いて

本日、7月25日のオレンジカウンティモーニングセミナーは、飯田隆会長にご講話いただきました。

約束事を守らないと、人生においてしっぺ返しが起きるというお話でした。

例えば時間を守るということ。これは当たり前のことですけれども、ついうっかり忘れてしまったり、時間に遅れてしまったりとしてしまうことがあります。

相手に対して謝ることは当然ですが、破られた方よりも、実は、約束を破った方がその責任を負うこととなり困ることがでてくる、ということのようです。

私も朝の時間に遅れると、その日は後ろめたい気持ちを引きずってしまい、1日がどんよりと曇ってしまいます。

まず時間を正しく守ることから始めて、生活を立て直さなければ、再びその時はこないであろう、ということでした。

また、他人との約束だけでなく自分との約束事を守れているかどうか、がとても大事ですよ、とお話がありました。

自分との約束とは、毎日何かをしようと心に決めたこと、例えば、禁煙をしようとか、1万歩歩こうとか、短歌を作ろうとか、ダイエットしようとか、などです。

これを、3日坊主でやめてしまうと、それは自分との約束を破ったことになってしまいます。

そして、「ま、いいか」と自分に言い訳や甘えをしてしまい、自分に対して、「ごめんなさい」と謝ることもしません。

なぜでしょうか?

誰からも罰せられることもなく、怒られることもないので、自分自身に対して謝ることは、まずありません。

また万人幸福のしおりには、次のように書かれています。
「とりわけて厳しい破約に対する天の刑罰は、親子夫婦等の血縁の間の「きめこと」である。」と。

家族との間の約束事を破ったことで、肉体上の苦しみを受けてしまうようです。

私自身を振り返ってみても、娘や親との約束を平気で破っていました。そして、そのことに罪悪感を引きずっていました。

また「罪を犯して苦しむ人は幸福である」と栞にはあります。

なぜなら、二度と穴(罪)にはまらないように気をつけようとするからです。

まず、自分が破った約束事を思い出して、謝罪してみようと思いました。

ありがとうございました。

斎藤宏幸

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