11月7日(火)のモーニングセミナーは、ギラム真理子会長による、「約束を違えれば己の幸を捨て他人の福を奪うー破約失福ー」と題してご講話していただきました。
不動産業を営む真理子さんは、その商売する上で約束を守る人がほとんどですが、約束を守らなかった人もみてこられました。
例えば、ローンを期日までに返済しなかった人、契約違反をした人など。そのような人には必ず社会的なしっぺ返しが待ち受けていたと話されました。
しっぺ返しは、クレジットヒストリーのスコアが低くなる、資産を失うなどです。
以前、「借金を踏み倒すのは正しいことである。」とか「真面目に借金を返す人はバカ正直者だ」というような話を聞いたことありました。
そんなことはないでしょう、と思いましたが、明らかな説明ができずに、その時は言い返せませんでした。
約束を守るとは、信義にそむかないことである。約束を破ると、相手に何らかの不利益や損害を与えることになり、不信感、不快感、嫌悪感や憎悪の念さえ抱かせることとなる。(「倫理経営原典」より)
「あの人は、約束を守らない!」という噂が流れてしまうと、狭い日本人社会で商売する上で、その痛手は大きなものとなってしまいます。
周りの人に、不信感、不快感、嫌悪感や憎悪の念を与えるのではなく、爽快感、信頼、信用、安心感を与えるようにして行きたいな、と思いました。
ありがとうございます。
オレンジカウンティ倫理法人会
斎藤宏幸