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11月7日(火)のモーニングセミナーは、ギラム真理子会長による、「約束を違えれば己の幸を捨て他人の福を奪うー破約失福ー」と題してご講話していただきました。 不動産業を営む真理子さんは、その商売する上で約束を守る人がほとんどですが、約束を守らなかった人もみてこられました。   例えば、ローンを期日までに返済しなかった人、契約違反をした人など。そのような人には必ず社会的なしっぺ返しが待ち受けていたと話されました。 しっぺ返しは、クレジットヒストリーのスコアが低くなる、資産を失うなどです。 以前、「借金を踏み倒すのは正しいことである。」とか「真面目に借金を返す人はバカ正直者だ」というような話を聞いたことありました。 そんなことはないでしょう、と思いましたが、明らかな説明ができずに、その時は言い返せませんでした。 約束を守るとは、信義にそむかないことである。約束を破ると、相手に何らかの不利益や損害を与えることになり、不信感、不快感、嫌悪感や憎悪の念さえ抱かせることとなる。(「倫理経営原典」より) 「あの人は、約束を守らない!」という噂が流れてしまうと、狭い日本人社会で商売する上で、その痛手は大きなものとなってしまいます。 周りの人に、不信感、不快感、嫌悪感や憎悪の念を与えるのではなく、爽快感、信頼、信用、安心感を与えるようにして行きたいな、と思いました。 ありがとうございます。 オレンジカウンティ倫理法人会 斎藤宏幸

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『万人幸福の栞から 第9条「破約失福」~約束を違えれば、己の幸を捨て人の福を奪う~』を聴いて 本日、7月25日のオレンジカウンティモーニングセミナーは、飯田隆会長にご講話いただきました。 約束事を守らないと、人生においてしっぺ返しが起きるというお話でした。 例えば時間を守るということ。これは当たり前のことですけれども、ついうっかり忘れてしまったり、時間に遅れてしまったりとしてしまうことがあります。 相手に対して謝ることは当然ですが、破られた方よりも、実は、約束を破った方がその責任を負うこととなり困ることがでてくる、ということのようです。 私も朝の時間に遅れると、その日は後ろめたい気持ちを引きずってしまい、1日がどんよりと曇ってしまいます。 まず時間を正しく守ることから始めて、生活を立て直さなければ、再びその時はこないであろう、ということでした。 また、他人との約束だけでなく自分との約束事を守れているかどうか、がとても大事ですよ、とお話がありました。 自分との約束とは、毎日何かをしようと心に決めたこと、例えば、禁煙をしようとか、1万歩歩こうとか、短歌を作ろうとか、ダイエットしようとか、などです。 これを、3日坊主でやめてしまうと、それは自分との約束を破ったことになってしまいます。 そして、「ま、いいか」と自分に言い訳や甘えをしてしまい、自分に対して、「ごめんなさい」と謝ることもしません。 なぜでしょうか? 誰からも罰せられることもなく、怒られることもないので、自分自身に対して謝ることは、まずありません。 また万人幸福のしおりには、次のように書かれています。 「とりわけて厳しい破約に対する天の刑罰は、親子夫婦等の血縁の間の「きめこと」である。」と。 家族との間の約束事を破ったことで、肉体上の苦しみを受けてしまうようです。 私自身を振り返ってみても、娘や親との約束を平気で破っていました。そして、そのことに罪悪感を引きずっていました。 また「罪を犯して苦しむ人は幸福である」と栞にはあります。 なぜなら、二度と穴(罪)にはまらないように気をつけようとするからです。 まず、自分が破った約束事を思い出して、謝罪してみようと思いました。 ありがとうございました。 斎藤宏幸

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6月13日(火)オレンジカウンティーMSは、株式会社ダイエックス 戸田栄造氏の「感謝の心を紡ぐ全員経営」と題したDVD講話でした。   戸田氏は24歳の若さで建築設備の会社を立ち上げ独立しましたが、数ヶ月で経営が行き詰まり、1000万円の借金を抱えてしまいました。   しかもこの時、新婚だったにもかかわらず悲観することもなく、さらに事業を続けていきました。   そのような中、戸田氏の父が、息子の会社で働きたいと言ってきました。平社員という扱いで父親が息子の会社に入社したのです。   親子共々、なかなかやりずらかったのではないかと、想像してしまいました。当時を知る社員は、お互いの立場をわきまえて接していたと振り返っていました。   父が入社してから、お客様からの信頼を勝ち取ることができ、会社は軌道に乗っていきました。   しかし、父が息子の会社に平社員として働くことは耐え難いことだったでしょう。   いくら、立場をわきまえて接していたとはいえ、戸田氏の父も若い頃は、建築会社の社長として、たくさんの職人を抱えていたのです。   そんな父の気持ちを顧みず、戸田氏はわがままを繰り返していました。奥様も離婚届をカバンの中に忍ばせていたと言います。   ある日、戸田氏は友人の誘いで倫理法人会に入会して、モーニングセミナーに通うようになりました。当時を知る人は、戸田氏のことを、倫理とはかけ離れた人だったと振り返ります。   ある時、妻の美点を126箇所書き出して、それを読み上げました。妻に感謝する気持ちを表現しました。   最愛の父も事故で亡くなってしまい、父が亡くなってから、その存在の大きさを感じるようになったと言います。   妻に感謝し、父に感謝し、社員にも感謝できるようになって、さらに事業も拡大していき、事業の一環として人が生きていく上で健康が一番大切と考え、健康ビジネスも手がけるようになりました。   人の喜びが我が喜びを実践していくうちに、経済も健康になっていくのだなと、気づきました。

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6月20日(火)オレンジカウンティ倫理法人会モーニングセミナーは、環境運動実践の会副委員長の大野さんにご講話していただきました。   6月10日にゴミ処理ツアーを開催しました。そこではダンボールやプラスティック、びん、アルミ缶などのリサイクルゴミを流れ作業で分別していました。   現場の作業員は皆、マスクなどせずに作業していました。匂いがきついと思われたのですが、霧を建物の上から吹き付けていたりしていて、匂いがこもらないような工夫がされていました。   また、匂いが建物の外部に出ていかないような配慮もされていました。   ダンボールなどのリサイクル用品はお金になるので、ゴミ処理場では行政の税金に頼らずに自主運営をしているそうです。しかし、初期投資は大きなお金がかかりますので、それについては税金を投入して建設しているそうです。   米国で暮らしていると、リサイクルゴミとその他の燃えるゴミ、草木など、3種類ほどに分けてゴミを出していますが、リサイクルゴミは、すべてゴミ処理場にて人間の手で分別していました。   日本では、プラスティックトレイやビニール、ペットボトル、びん、アルミ缶、スティール缶、ガラス、ダンボール、雑誌、乾電池など、細かく家庭で分別してそれぞれ別々にゴミを出しています。   さらにペットボトルはキャップとラベルを剥がして出さないといけませんし、プラスティックトレイは綺麗に洗ってから出します。   このように細かく分別して、その回収日も週に2回とか月に2回など、それぞれ異なります。   回収車もアルミ缶、ダンボール、ペットボトルなどそれぞれ別々にきますので、かえって効率が悪いような気がします。家庭でもその分別作業が煩雑ですし、公共施設のゴミ箱も種類別にいくつもあったり、またISO認定を受けている企業では、ずらっとゴミ箱が細かく種類別にならんでいます。   米国のように、一つの回収車で全てのリサイクルゴミを回収していき、ゴミ処理場でまとめて分別していった方が効率が良いですし、家庭や企業での分別する煩雑さもなくなって、みんな喜ぶと思いしました。   下水処理場のお話がありましたが、集められた汚水が約12時間で再びトイレや農業用、芝生やガーデニングなどに使える水に浄化されるそうです。   このように集められたゴミが、再び有効資源として使われていく循環の仕組みが上手に出来上がっっているので、とても素晴らしいと思いました。   今までは便利さだけを追求していく、使い捨て社会でした。これからは、地球環境を保全していくことがますます求められています。   そのためにもゴミの中から再び有効資源として活用していく、という循環社会を構築して維持していく世の中が、大切ではないかと思いました。   次世代の若い人たちにも、ぜひ、ゴミ処理場を見学していってほしいと思いました。

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6月6日のOCモーニングセミナーは、伏木国際事業部部長に講演していただきました。 今回は長崎県倫理法人会の保険代理店(株)トータルを経営しています、永木社長の体験のお話がありました。 永木社長は、倫理に出会う前は、従業員さんの雇用に対し、“雇ってあげている”、“給料を与えてあげている”、と言うような考えをもっていたようです。 そのときは従業員の定着率も低く、また、営業成果もそれほど上がることはなかったそうです。 また従業員さんも、そのような社長の元で仕事をしていると、やりがいというものが出てこなかったのでしょう。そのようなことから私は従業員の方も、”仕方なく働いてあげている”、というような態度ではなかったかと想像してしまいました。 そんな中、永木社長は、縁があって倫理法人会に入会することとなりました。 そこで、色々と学んでいくうちに、おかげさまという気持ち、先祖との繋がり、そして親への感謝の大切さに気づきました。 大きなアマゾンのような大河も、その源泉を辿ると小さなせせらぎから始まっています。私たちの源泉は、父であり母であります。またその源泉は、祖父であり祖母であります。 その源泉のおかげで、私たちは活かされています。しかし、それを忘れてしまって、自分の力だけで生きていると錯覚してしまいがちです。 親が、”子供を産み育ててあげている”、という発想ですと、子供は、”親が勝手に産み育てている”、という自己中心的な発想になりがちです。 先ほどの”従業員を雇ってあげている”、という発想は、まさしく子供を育ててあげている、という発想から生まれてきていると思いました。 今まで、”親からしてもらったこと”を子供の頃から振り返っていくと、感謝の気持ちが深まって生きます。また同時に、”親に迷惑をかけてしまったこと”を子供のころから振り返っていくと、さらに感謝の気持ちが深まります。 以前、泊まり込みで内観研修というものを体験した時に、親に対する自己中心的な気持ちが、音を立ててガラガラと崩れさりました。 自分の源泉を知る意味で、内観も必要かと思います。 永木社長も、この源泉を知り感謝をするようになったことで、従業員の定着率も高まり、業績も右肩上がりで上がっていきました。 そのような結果や繁栄をみて、今では近隣から見学に訪れる人が絶えないそうです。 自分が生きている源泉(親やご先祖さま)を知り感謝することが、業績向上につながるという、MBAでは決して学べないような貴重なお話でした。 ありがとうございます。 斎藤宏幸 オレンジカウンティ倫理法人会

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4月25日のOCモーニングセミナーは、GOSHIKI USA社長の田仲様にご講話いただきました。 田仲さんは日本で、流通業界にて働いた後、印刷業として独立されました。 独立当時、活動資金として使えるお金は12万円のみでした。 そして、お客様は2社からのスタートでした。 チラシを撒いたり電話営業したり、飛び込みしたりと駆けずり回り、徐々にお客様が増えていきました。 ある時、友人から、出版会社に営業していて全く売れないと相談を受けました。 その友人から、印刷技術を買い取りました。田仲さんは、その技術使って印刷業社に売り込めば売れると、それまでの経験上わかっていたからです。 その予測通り、単価は1件150円と安いのですが、大手からも仕事をもらうことができました。 マーケットを変えれば売れないものも売れるという証明でした。 大手とは信用できる相手でないと契約をしてもらえないと思いがちですが、田仲社長は逆転の発想をしました。 単価が安くて面倒な仕事なら、小さな名も無い会社でも相手にしてくれると見込んだのです。 田仲さんは、日銭を稼ぐことの重要性を話されました。大きな案件を狙って、営業しても、日々の売り上げがゼロだと、精神的に厳しくなってくる。 少額でも毎日入ってくるお金を稼ぐようにすると、精神的にも辛くなくなると強調されていました。 田仲さんの実践体験からくる、切実なお話と感じました。 また、請け負った仕事を自分でやらずに中国など他社に外注に出して、利益を上げていったそうです。 しかし、徐々にインターネットが普及しだすと、安い業者に仕事を取られてしまうようになりました。 どうしたらこの苦境を脱出することができるかと悩んでいた時、奥様からの何気ない一言から、道が開けることになりました。 今では、奥様からの一言がきっかけとなった、インターネットサイトで安定した収入を稼ぐことができているそうです。 中小企業の創業者は、相談する人がいなくて孤独であると、以前、どなたからかお伺いしたことがありますが、田仲さんは奥様からのアドバイスによって苦境を乗り切ることができました。 田仲さんは毎日深夜1時まで仕事し、朝は5時から仕事をし、それを1年365日、休みなく続けているそうです。 ご家族との家族サービスの時間を持たない、仕事人間なので、奥様からの理解を得ることが重要です、と話されました。 「仕事と私とどっちが大事なの?」 と問い詰められて困る、男性のCMが昔ありましたが、田仲さんは”仕事”ときっぱり答えられるでしょう。 そのような仕事人間でもいいと、言ってくれる奥さんを見つけることが、会社経営をする上でとても大切です、とお話されていました。 日本での印刷業も順調に売り上げを伸ばしていきましたが、ある時、ご褒美のつもりで、海外に数ヶ月、バケーションに行こうと企画をしました。 奥さんに話すと、奥さんもパートの仕事をやめたり、子供の学校の手続きを済ませたり、ビザが取れたりと、とんとん拍子に話が進み、米国にくることになりました。 米国に来てからは仕事する予定ではなかったのですが、奥様が売却予定の印刷業社を見つけて来て、それを購入することにしました。 そして、米国でも日本の時と同様、安い名刺印刷をドアオープンの仕事として引き受け、そこから次第にお客さんを増やしていきました。 田仲さんのこれまでの事業拡大の陰には、常に奥様のサポートがありました。 売り上げが安定せずに、安い業者に仕事を取られて苦しんでいた時期、奥様の一言で苦境を乗り越えることができました。 また、米国に来ようとした時も、ご主人に反対することをせず、周りの手続きを全て済ませ、さらに米国でビジネスをするための足がかりまで探してくれました。 家族サービスをしない仕事人間のご主人と一緒に暮らしていても、ご主人の成功を陰ながらサポートしてくれている奥様。 また、そのような奥様に感謝している田仲社長。 夫婦の拝み愛があっての五色印刷であると、実感しました。 ありがとうございました。

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本日4月18日(火)のOCモーニングセミナーでは、DVDによる実践体験報告 ”繁栄の軌跡”と題しまして、株式会社 夢(ドリーム)代表取締役 金子袈裟己(かねこけさみ)様のお話を聞かせていただきました。 金子さんは、埼玉で美容院を5店舗経営しておられますが、倫理に触れる前までは家庭においても事業経営においても、苦しい時期を御経験されたそうです。 息子さんを跡取りと期待し、美容師の専門学校に行かせて、ご自身の美容院にはたらかせていました。しかし、いろいろとトラブルを起こしてしまったため、解雇という決断をせざるを得なくなってしまいました。 将来の跡取り息子と期待をかけていただけに、金子さんは断腸の想いだったそうです。 一方、息子さんの方も、父の期待に応えようと、社長の息子として必死に働いていましたが、交通事故を何度も起こして長期入院したり、親に迷惑をかけてしまいました。 一体、なぜこのような親子の問題が起きてしまったのでしょうか? 私ごとで恐縮ですが、私の父も自営業をしておりました。私は、その跡取り息子として期待されていたため、他にもスタッフがいる中、その会社に勤務しておりました。 次第に、「これは父の人生であり、私の人生ではない」、と思うようになり、自暴自棄になってしまいました。 ある日、車を夜中運転していたところ、目の前がT字路で壁があるのをわかっていたにもかかわらず、ブレーキを踏まずにアクセル全開、シートベルトも外して壁に突っ込みました。 自殺しようとしたのです。 とっさの判断でハンドルを切ったおかげで、多少の怪我ですみました。 危うく死ぬところでした。 しかし、車は全壊。あの時、もしハンドルを切っていなければ、彼岸の世界に行っており、今の私はこの世に存在しておりません。 父の期待に応えようとしていた反面、これは私の人生ではないので、もうこれ以上生きていても仕方がないと、無意識に思うようになっていたのです。 金子さんの息子さんも、きっと同じような精神状態ではなかったかと思います。 だから、交通事故を何度も起こし、5ヶ月もの入院生活を送ってしまったのではないでしょうか? きっと、親に迷惑をかけてしまったと反省をされたことでしょう。 後継者問題はオーナー社長にとって切実です。 しかし、息子さんの問題が起きたからこそ、金子さんは実践をする機会を与えられたと思います。 金子さんは、その後、家庭倫理の会に朝5時から毎日通うようになりました。 その後、法人会にも参加するようになりました。 母親や奥様、会社のスタッフなど周りの人は、金子さんがとても変わったと感激しました。 金子さんは、亡くなった父親やご先祖様に対して、感謝の祈りをするようになりました。 子は親の心を実演する名優であります。 金子さんの心が変わりますと、息子さんの心にも変化が現れました。 餃子屋として独立したいと言い出したのです。 業種は異なりますが、親と同じように個人事業主(経営者)としてやっていきたいと、生きる希望を見つけたようです。 子供のためを思って、結果的に自分の思い通りに縛ろうとしてしまう親。また、親の期待に応えようとする子供。親子の問題は、この複雑に絡み合った感情のもつれが原因なのでしょうか? 倫理を学ぶとその答えが見つかるようです。

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